【アメリカ駐在員向け】アメリカ駐在員の陸マイラー活動記 ~120万円相当のマイル・ポイントの獲得方法~

駐在初期から現在までのアメリカでの陸マイラー活動をいくつかのステージに区分して、実際の私のポイントヒストリーをご紹介したいと思います。

一般的に陸マイラーというと「飛行機に乗ることなくマイル(航空会社系ポイント)をためる活動」というような意味で使われることが多いのではないかと思います。ですが、ここでは航空会社系に限ることなく、ホテル系列のポイントやクレジットカード会社のポイントなども対象に含めています。

将来の旅行や支出が軽減されるのであれば、陸マイラー活動と呼んでいいのではないかと個人的には考えています。

はじめにアメリカのクレジットカード事情

アメリカ駐在前から現金ではなくクレジットカードを主に使用する生活をしていましたが、アメリカに駐在してからは一層現金を利用することが少なくなりました。たまにイベント駐車場などで現金の支払いしかダメな時があり、現金を持っているかどうかヒヤヒヤすることがあるぐらい現金とは縁の無い生活を送っています。

日本ではクレジットカードの入会ボーナスが、5000円とか10,000マイル程度が多い印象ですが、アメリカではその桁が一つあがります。クレジットカードの入会ボーナスで$500(日本円で50,000円相当)以上を獲得できるキャンペーンが頻繁に行われています。

短期的な駐在中に複数のクレジットカードや銀行口座を開設することに不安を感じる方もいるかもしれませんが、個人的にはこの日米のギャップは最大限に利用すべきではないかと思います。

駐在から2年半でのポイントヒストリー

今回の記事を作成するにあたって、駐在を始めてから2年半でのポイント獲得・使用・残高の履歴をまとめてみました。(ポイントの種類によって単位がバラバラなので、ドル価値に置き換えて作成しています。)

まとめた結果が下記のグラフとなります。グラフの上部にある棒グラフがポイントの獲得・使用を示しています。右軸に単位を記載していますが、0を基点として青棒がポイントの獲得、赤棒がポイントの使用を示しています。

また、グラフの下部にある積み上げグラフがポイントの残高となります。

上のグラフが獲得と使用(フロー)で下のグラフが残高(バランス)を表示しています。

このグラフを利用して私がどのような陸マイラー活動を行ってきたかを説明するにあたって、この2年半を3つのステージにに区切ってみたいと思います。

私がアメリカに赴任したのが2017年1月なのですが、そこから1年ごとにStage 1 から Stage 3と区分しました。

Stage 1 から Stage 3として区分しました。

Stage 1: ANAUSAカードを使用してのクレジットヒストリー構築

クレジットカードを作成するために信用情報の蓄積が必要なのは日本でもアメリカでも変わりません。ただ、駐在員としてアメリカに赴任した場合、新しくアメリカで信用情報を蓄積していく必要があります。

何の準備もせずにアメリカに赴任してきてしまうと、現金だけで生活するか、日本のクレジットカードを延々と使う事になってしまいます。その為、ほとんどの駐在員の方がANA USAカード・JAL USAカードを日本で作成して来られるのが実情ではないかと思います。

私は1度経営破綻したJALがあんまり好きではないので、ANAを主に利用していましたので、ANA USAカードを作ってこちらに赴任しました。

アメリカでのクレジットヒストリーの構築のためには、このANA USAカードを利用し続ける事になります。クレジットスコアについてはこの記事の本筋ではないので触れませんが、この時期に重要なのは「支払期限に遅れることなく支払いを行い続ける」という、当たり前の事を1年間続けることです。

おおよそ1年が経つと適切なクレジットヒストリーが構築され、クレジットカードのインビテーションが届くようになります。

上記のように1枚のカードを使ってヒストリーを構築する時期ですので、グラフ上ではあまり変動がありません。ですが、その後のポイント獲得のための重要な準備 Stage となります。

Stage 2: クレジットカードを作ってポイントを稼ぐ

私が最初に作ったクレジットカードは、「AMEX Gold」でした。当時はインビテーションが直接家に届き、待ってましたと言わんばかりに直ぐに申し込みを行いました。(後から考えればここで一旦その後の戦略を考えるべきでしたが。。)

グラフを見て頂くと2018年2月に$1,000強のポイント獲得がありますが、ここでAMEX Goldの入会ボーナスとカードの利用ポイントが入りました。これを受け、ポイント残高は18年2月には$2,500に達しました。

入会ボーナスを入手するためには、期間中にある一定額の支払(ミニマムスペンド)を行う必要があります。

例)カード発行から3ヶ月以内に$3,000を超える支払いを行った場合、50,000ポイントを獲得

そのため、ミニマムスペンドを達成し入会ボーナスを貰ってから次のカードを作成する、というのが基本的な考え方になります。(もちろん例外はあり、同日に複数枚のカードを申し込む事も可能です。)

私はその後下記のような順番でカードを作成しました。

2018年 合計11枚

  • AMEX Gold 家族カード含
  • Costco Citi 家族カード含
  • AMEX SPG Bussiness ※現在はBonvoy Business Amex
  • AMEX Blue Bussiness
  • Citi AA Advantage (妻名義)
  • Citi AA Advantage 
  • Chase Sapphire Preferred
  • AMEX Everyday
  • Hilton Aspire
  • Hilton Ascend (妻名義)※現在はHilton Surpass
  • Hilton Honor (妻名義)

2019年 合計3枚

  • Hilton Aspire (妻名義)
  • AMEX Everyday (妻名義)
  • Hilton Surpass

改めて確認するとすごい枚数作ってるなぁと思いました(笑)ですが、これらの作成の甲斐もあって、2018年末(Stage 2の終り)には約$11,000のポイントを獲得することが出来ました。 ちなみに内訳は下記の通りとなっていました。

それぞれのポイント数とドル換算した価値となります。私はAMEX Rewardsが溜めやすいのではないかと思います。

日本円で換算すると120万円程になりますので、クレジットカードの入会ボーナスの凄さが分かって頂けるのではないかと思います。

Stage 3: ポイントを利用して旅行を楽しむ!

入会ボーナスの良い主要なカードをある程度作ってしまうと、ポイント積み上げは徐々に難しくなってきます。AMEXは基本的に1枚のカードの入会ボーナスは1回しか貰えません。Chase は24ヶ月開ける事で再度入会ボーナスを貰うことが可能ですが、駐在員という立場ではそこまで長期で取り組むことも出来ません。

従って、3年目ぐらいから「稼いだポイントを如何に使うか?」に陸マイラー活動の方向を変えるのが良いのではないかと思います。

グラフを見て頂くと、2019年1月に大きなポイントの消費があります。Hilton Honers ポイントを利用して、サンフランシスコのUnion Square Hilton を3泊分予約しました。

Hilton Honers Point は非常に溜まりやすいのですが、都市部にあるホテルに宿泊するためには60,000 points/泊ぐらい必要になってきます。その為、1 point = 0.5 centで換算しており、この予約で合計180,000 point を利用しました。通常のレートでは支払額が$1,215となっていましたので、1 point = 0.675 cent で利用できた事になります。

現在の次の旅行の日程を計画していますが、ポイント宿泊するか普通に支払いを行うかの選択は、このポイント交換のレートを見て決めています。価値換算に使用しているレートより良いレートで利用出来るのであれば、ポイントを使ってホテルを予約するようにしています。

また19年6月にポイント消費の赤棒が獲得側に表示されていますが、これは19年4月に行ったホテル予約をキャンセルした為です。ロサンゼルス・アナハイムのディズニーランドに遊びに行こうと思い、近くのHiltonを予約したのですが、家族の体調不良で直前でキャンセルしました。近々リベンジしたいと考えています。

これからの陸マイラー活動戦略

Stage的に言えば、現在もStage 3 継続中です。そのため、一度貯めたポイントをレートの良いタイミングで使用できるように色々と策を練っている状況です。

ただ、アメリカ駐在の期間もどれだけ残っているか分かりません。使えるうちにアメリカで使ってしまうのが良いのか、日本に戻ってから利用するのがよいのかも合わせて考えなければなりません。

今後の方針を考える為、ポイントの有効期限がどうなっているのか整理してみました。

【ポイント使用戦略】

  • ANA … 獲得から2年で期限切れ → 早めに特典航空券等で利用する   
  • American  … 有効期限は18ヶ月(ただし延長可能)   
  • Bonvoy  … 2年に一回以上利用が必要
  • Hilton  … 1年に一回以上利用が必要    
  • AMEX … カード保有の間は期限なし
  • Chase  … カード保有の間は期限なし

【ポイント獲得戦略】

  • 利用できる入会ボーナスは積極的に獲得する。家族間での紹介も利用する。
  • 普段使いのクレジットカードは用途を明確にし、獲得ポイントが最大化するように使う。

有効期限を見ると、ANAのマイレージを除いて急いで使う必要は無いのではないかと考えています。ただ、クレジットカード系のポイントは日本に帰国後に維持が出来ない可能性があります。(そもそも米国のクレジットカードを日本で保持するか、という話かもしれません。)

今のうちに出口戦略を固めておく必要がありそうです。

最後に

ここでは私の2年半の陸マイラー活動をまとめてみました。駐在初期の方が駐在中にどのようなタイムフレームで陸マイラー活動を行えるのかをお伝え出来たのではないかと思います。

アメリカでの陸マイラー活動は日本の活動と比べるとものすごく効率が良いと思います。これからアメリカでの陸マイラー活動を始められる方の参考になれば幸いです。

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